高級木材サテンウッドのキドニーデスク

希少な高級木材サテンウッドで作られた、美術品のようなキドニーデスクが入荷。

推定1970年頃 サテンウッド材
サテンウッド材とは、表面が光り輝く美しい光沢があり、滑らかな木肌、香りも良い、という特徴を持っているため、昔から価値の高い木材とされてきました。そのため、高級家具として使われることが多かったサテンウッド。

色味は、淡い黄色、黄褐色をしており、経年変化で色味がだんだんと濃くなる性質があります。褐色の筋が表面全体に見られ、杢目が美しい特徴を生かし、家具では突板（薄くスライスした板）として使われることが多いです。

キドニーデスクとは、腎臓(キドニー)の形をしたとても装飾的なデスクのことです。
足先の彫刻、美しい曲線。製作に非常に時間と手間をかけて作る高級家具の一つ。

状態は全体的に比較的綺麗です。
絵画のように美しい模様が施されたマーケットリー（もしくはインレイ）が入っています。これは、違う色の木を組み合わせて作られたもの。
非常に手間がかかる作業で作られた装飾が、360度所々に入っているなんとも贅沢な１点。現代では非常に手間がかかるため、造られることがほとんどないと言われています。
また引き出しの取っ手もジュエリーのようなデザインで美しく目を惹きます。
こちらは天板にレザーがついております。レザーの色の変化もお楽しみいただいけますが、傷が所々残っております。（レザー部分はメンテナンスは不可となります）

360度どの角度から見ても美しいデザイン、フォルムですので、お部屋の中央に置いていただいても。

またサテンウッドの特徴でもある重さがあります。キャスターはついていますが、非常に重い為、移動は楽ではありませんがデスクとしては揺れなどもなく、どっしりとした安定感があります。

美術品のようなデザインとサテンウッドの希少なデスク。
次世代に継承していただきたい素敵な１点です。